図書館に行かなくなってしまって、どのくらいたつでしょう・・

名古屋に住んでいた頃は近くに大きな図書館があって、一日おきに子供とお散歩がてら通っていたものでした。

素敵な大きな図書館の近くに住めることは一番の喜びでしたが、東京に戻り近くに図書館がなく、車で20分も走るような場所になってしまってからはすっかり足が遠のいてしまいました。

今はネットで何でも調べることができるけれど、10のネットの情報と一冊の本を読んで得る情報とは、全く厚みが違います。

グーグルやYouTubeは本当にわかりやすく簡潔に知りたいことのポイントを教えてくれるけれど、散々ネットで調べてきて感じることは、ネット情報はあくまでもひとつの手がかりにすぎないのに、とても心理的に影響力があるということです。

昔、大好きだった落合信彦さんが書いていた文ですごく心に残っているものがあります。

それは「俺が心血注いで書いたこの本が1300円で、奥さん連中のくだらない噂話ランチが1300円っていうのが許せない・・」って書いてあって、それが強烈に残ってしまって・・。(^^;

以来本当に、なんて本は安いのだろうと感じるようになりました。

ネットで発信される著作権の問題は音楽家やクリエイターたちにとって、以前から大きな問題になっていましたが、一冊の本に匹敵する信頼性の高いネットの情報には、お金を払って読むのが当然なんだな・・と感じています。

それは有料の情報と無料の情報には大きな違いがあることも含めて、無料のものは不安をあおるものや誇張してしまう表現がどうしても多くなりがちなんじゃないかな・・と感じるからです。

ネット情報を離れて書籍にもどることと、有料情報を出している人の中で、極めて信頼できる専門家を沢山見つけていくことが、目下の私の課題です。

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