昨日は6時すぎに大きな地震がありました。

今回の地震、なんだか私はまだ落ち着かなくて・・
もう少し、注意しておこうと思っています。

 

実はおととい、不思議なことがありました。

私はおもむろに「東京直下型大地震・生き残り地図」 を本棚から取り出して、今勤めている「お茶の水」駅周辺の避難場所を調べたり、自宅までの距離や歩くと何時間かかるかを調べていたんです。

別に翌日地震がくると感じていたわけではありませんし、今までそんなことをしたこともありません。

でもなんとなく、無意識に本を広げて、お茶の水から神保町のほうに下って靖国通り、その先の皇居東御苑や皇居外苑に向かえばいいんだな・・なんて辿っていました。

それから私の住んでいる横浜市まで40キロ、平常の時に男性の足でも徒歩では7時間かかることがわかりました。

これは簡単には帰れないな・・と思いましたが、でもその後は、すっかりそのことは忘れてしまいました。

そして今朝、家を出る時にヒールを履いて出ようとしたのですが、何故か「今日はスニーカーにしよう」と思って履き替えました。

洋服には全然合わないし、そもそもスニーカーで出勤したことは今まで一度もないのですが、なぜか今日はそれでもスニーカーを履いて出てきました。

地震があった時刻、私は新御茶ノ水駅の近くのお店で、世界中の色々な蜂蜜やジャム、調味料を眺めていました。

コッツウエルズの蜂蜜や瓶にぎっしりと木の実が入った蜂蜜など、惹かれるものが沢山あって、どれから食べてみよう・・と眺めていたら、下から突き上げるように揺れました。

目が回っているのかな?と思ったけれど、あ・これは地震か・・と思いました。

外に出てガラス張りのスタバを見たら、お客さんは普通に店内で過していましたし、大慌てで出てくる人もいませんでした。

私は思わず足元の黒いスニーカーを見てしまいました。
そういえば 今日に限ってスニーカーで出勤したんだった・・。

揺れは収まりましたが、宮城では津波の注意速報が出ている様子。

お店にもどり、フランスで昔からの定番のマロンペーストを買ってから、このまま帰っていいのだろうか?と思いました。

もしこのあとも地震が続くようなら、電車で混雑の中閉じ込められてしまう危険もあるので下手に動かないほうがいいし、大丈夫なら帰宅してしまったほうがいいだろうし・・

どうしたら良いだろう?
私は思わず空中を見つめ、「どうしたらいいですか?」と見えない何かに問いをぶつけてみました。

でも、何も答えは返ってきません。

なんだ、なんにもわからない・・と思い、私はまだそのお店の中にいたのですが、それからしばらくして、素材の売っているお店に移動しようと道を歩いていたら百合の花とオレンジと柚子のブレンドされたようななんともいい香りがして、「いま、かえりなさい。準備しました」という声が聞こえました。

何???今の声は??と思いながら駅に向かうと、まるでわたしを乗せるまで、あと3秒待ってくれていたかのような電車に乗り、大手町ではホームにつくと、その瞬間目の前の急行の扉が開き、そのまま乗ることになりました。

電車の中ではみんな普通に落ち着いて座っていましたが、アナウンスでは地震でダイヤが乱れ、大幅に遅れて大変申し訳ありませんでした・・と何度もアナウンスが入りました。

私は結局、今までに経験したことのない速さで帰宅することができました。
1時間かかるところが40分で到着するなんて、ダイヤが乱れたのが良い方向に作用したせいだとは思いますが、これもひとつのワープ現象だったのではないかと思っています。

それと同時にあの声の女の人は誰だったのか・・
守護霊さまなのか、ガイドさんなのか、ハイアーセルフなのか、異星の方なのか・・
私にはよくわかりません。

ただ今回私が思ったのは、こんなふうに知らない場所で一人でいる時に何か起こったら(友達がいれば一緒に考えて行動できるけれど)右に行くも左に行くもその人の直感だけになります。

咄嗟に自分一人で決めなくてはならない時は、私のように声にだして「どうしたらいいですか?」と問いを投げるのが良いのではないかということです。

即答で返事が聞こえなくても本当に時空を調節できる方は存在するんだなと・・今は感謝の気持ちでいっぱいです。

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