あなたは2005年のTVドラマ、「女王の教室」を見ていたでしょうか。

天海祐希さん主演のドラマなのですが、あまりの面白さ、恐ろしさに固唾を飲んで見てしまった記憶があります。

勿論、一話も飛ばすことができないような凄さなのです。
私は子供たちと毎回TVの前で固唾を飲んで見ていました。

あれから17年。このセリフに、貴方は何を感じますか・・?(以下はドラマの中のセリフです)

愚か者や怠け者は差別と不公平に苦しむ。
賢い者や努力をした者は色々な特権を得て豊かな人生を送る。
それが社会というものです。

あなたたちはこの世の中でも羨むような暮らしをしている人が何パーセントいるかしっている?
たったの6%よ。この国では100人のうち6人しか幸せになれないの。

このクラスには24人の児童がいます。
ということはこの中で将来幸せになれるのは一人か二人だけなんです。
残りの94%は毎日毎日不満を言いながら暮らしていくしかないんです。

いい加減めざめなさい。

日本という国はそういう特権階級の人達が楽しく幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。
そういう特権階級の人達があなたたちに何を望んでいるか知ってる?
いまのままずーっと愚かでいてくれればいいの。

世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず
テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず
会社に入ったら上司の言うことを大人しく聞いて
戦争が始まったら真っ先に危険なところへ行って戦ってくれたらいいの。

彼女は最低でも一話に一回は「イメージできる?」「いい加減、目覚めなさい」と言った言葉を子供たちに投げかけ、そのつど考えさせ、強靭な自立心と問題の本質を見抜く力を身につけさせていきます。

いい加減目覚めなさい。

その答えは・・・?

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