先日、昔からの知り合いから電話がかかってきました。
「最近不運が続いていて・・どうしたらいいかなぁ。お払いに行ったほうがいいかなぁ」とのこと。
お払いも良いと思うのですが、話を聞いていたらちょっと気になることがありました。
というのは私にこうしてついていないことや不運のことを話してくれているのですが、他の人にも色々と相談しているようなのです。
こうやって何回も人に自分の不運を話しているのかな・・?
それでアドバイスをもらって具体的に何かをするのではなく「御祓い」に行くかで迷っているということは、あまり次のステップへの行動には繋がっていないようです。
昔から「言霊」というのは「こだま」すると言われています。
つまり一回言った「言葉」はこだまして、また同じことを言いたくなるような現象が返ってくるのです。
「ついていない」「不運が続いていて・・」ということを言うと、無限にツイていないバージョンのスパイラルに入ってしまうのです。
ツイていない時に「ついてないなぁ~」って言うのは(言わないほうが絶対に良いのですが)そもそもそう言ってしまうような人は(角が立つので面と向かっては言いませんが(^^;))まぁ普通レベルの運しかめぐってこないように思います。
嘘でもハッタリでもいいので、せめて「前よりはちょっと良くなってる」とか
「少しずつ良くなってる感じがする」くらいのことは言ってもらいたいものです。(←秘伝)
普通レベルの運で良い人は「ついてない~」って正直に口にして、皆にも言いまくっていれば良いのですが、普通以上のツキが欲しい人は、普通の人と同じことを口にしていてはだめなのです。
自分の不運を話すことで、周りにも暗い波動を与えていること、迷惑をかけていることを知らなくてはなりません。
例えば私は今、首の頸椎症で左の肩が重く、指先にしびれがあるのですが、友達や同僚や家族が心配してくれて「大丈夫?」って言ってくれます。
例えばこれが逆の立場だったら・・と考えます。
痛がっている友達や家族が心配で、なんとか治ってほしい、なんとかしてあげたい‥と言う気持ちで、私は「だいじょうぶ?」と言うのだと思います。
でも正直に
「大丈夫じゃない」
「すごく痛い」
「全然治らない」
「もう嫌になってしまう」
って言われたら・・・
私だったら困ってしまいます。
そして、「そ・・そうなんだ~~。。。」と下を向いてしゅ~~んとしてしまうでしょう。
私なら、前と変わっていなくても「前より良くなってる」と言いますし
「だいぶ良くなってる気がする」と言います。
もっと良くなれば「もうほとんど治ってきたみたいな気がする」と言ってしまうでしょう。
言うことで、先に現実を持ってきてしまうのです。
そう言ってしまえば、そうならざるを得ない状況を、自分の脳が勝手に見つけてくれるからです。
もっとも本当に痛くてたまらない時は、「とりあえず、痛いのは左腕だけでよかった!」と思っていました。
右腕も左足も右足も痛くないし!全身の中の痛いのはここだけだし!と思っていました。
世の中には全身が痛い人もいるのに、私は腕だけだし、有難いなぁ・・良かったなぁと思っていました。
これは私の考え方のクセなのですが、20年以上前は意識してこういう考え方をしていたように思います。
不思議なもので今では嘘でも無理でもハッタリでもなく、こういう考え以外はできないようになってしまいました。
ぜひ、この秘伝を使ってみてくださいね!