最近、20代・30代の友人達と話をしていると
自分の可能性や資質に重点をおいて、軽やかにチャレンジしはじめる人が多いなぁ~・・と思います。
趣味で脚本を書く学校に通いだした友達は、もう仕事で大きな案件に挑戦させてもらっているようですし
結婚して団地に住みながら、ご主人の作った服や雑貨のお店を頑張って維持している友達もいます。
これまでの物質社会では「お金」という価値がベースにあって
それがあったこそ世界は発展して、様々な豊かさをもたらし、成長してきました。
そしてこれは仕方のないことですが、副作用のようなものも生み出してしまったと思います。
人と人を比べてしまうこと・・。
それが競争意識になったり執着になってしまったり、いろいろな形になりました。
でもそれだって成長のために必要だった気がします。
欲や執着があるから人は行動して、自分の価値を上げていこうと思うことができたのです。
私は今までの時代も最高に素晴らしい時代だったと思っています。
そして今
時代の転換期を迎え、新しい時代の学びは「物質から資質へ」と急速に変化しています。
成長するために必要だった欲や執着は、成長するのに必要だからあった。
でももうその学びは修士課程をしっかりと終えて、卒業することになりました。
私達のこころは「もっともっと」と際限なく追い求めていたら、決して幸せになれないことに気がつきました。
そしてもっともっと・・と思えば思うほど・・
いつまでたっても「幸せで満ち足りている」という気持ちにはたどりつかないことを
私達は気がついてしまいました。
これからは全てにおいて「質」を深く求められていくと思います。
その1時間は豊かで楽しい時間だったのか・・
その時間は自分の可能性を高めることに使えたのか・・
今あるすべてのものに感謝しつつ
楽しさに時間をたっぷりと使って、私達自身の可能性をどんどん広げていきましょう。