例えばあなたが、大切な誰かを傷つけてしまったとき・・
何故そういうことがおこるのでしょうか。
それは「あなたが相手を正しく理解していなかった」からです。
あなたと相手は、育ってきた環境も経験も、置かれている状況も違います。
それでもその相手の気持ちを正しく理解していれば、自分の伝えたかったことや、態度を間違えたりはしません。
相手を傷つけるのは、相手の気持ちを誤解しているために起こるのです。
どうして傷つけてしまったのかわからない時は、相手の気持ちを深く深く考えて理由を探します。
そして理解していなかったことに気づけたのなら、それを相手に伝えて謝罪する。
わからない場合は相手に聴く。
つまり「ヒヤリングをして相手を知る」という作業をしていくのです。
そういうことをせずに
「なんでそんなふうに怒るのだろう」
「どうしてわからないのだろう」
「そんなつもりだったわけじゃないのに」
「話し合うっていっても、こじれそうで面倒・・」
もしそんなふうに考えてほおりだしてしまうのなら、何年たってもその相手と、また相手を変えても同じことが繰り返されていきます。
大切な友達や恋人や家族相手であるほど、傷つけてしまったときはどうしよう・・と悩んでしまいますが、大切なことはそれを機会に真にその相手を理解していくことです。
そしてどんな時もそうやって最大限に理解しようと努力してくれる人は、貴方の人生で二人と現れることのない、唯一無二のかけがえのない人であることは間違いないでしょう。