おととい、私にとっては大変大きな出来事がありました。
広告メルマガに載っていた新機種のカッティングマシーンを見て、驚きのあまり立ち尽くしてしまいました。
これがあればできなかったことが可能になる!
時間も手間も短縮できるし、アイデアと原型に最大の時間をかけることができる。
そして必要とされるならば大勢の人に、手間賃が減る分ずっと安く提供していくことができる・・
そう直感しました。
同じものをひたすら大量に作り続けていくのが苦手な私は、定番化となればそればかりずっと作り続けていかなくてはならないことや、その長時間の作業に乗せる上代が手頃ではなくなることが悩みでした。
だからといって手が変われば(内職に出せば)きっと味というものが失われ、プロダクト製品と何も変わらなくなってしまいます。
実は私は数日前から3Dコンピューターで、何をどこまでできるのかを調べていたところでした。
結論は使えるのはゴムのような樹脂であり、人形やフィギュアや平面のものを制作できますが、それは100%原型のコピーであるということです。
つまり100%の実用品には向きますが、血の気が通った作品とは全く違うものになってしまうのです。
でもカッティングマシーンは紙でも革でもプラスティックでも対応でき、自分の描いたとおりの絵をカットしてくれるという、まさにドラえもんが出してくれたような私にとって夢のような機械です。
これがあったら、どんなに手仕事がやりやすくなるでしょう。
老眼で目が見えなくなってしまった方も、切り絵職人のような作品を作ることも可能です。
(絵さえ描けば、機械がカットしてくれるのです)
ですから小さな子から老人まで、多くの人に物作りの楽しさを伝えることもできるでしょう。
また色々な素材を使って新しい作品を考えることができ、その可能性を考えるとまるでワンダーランドのよう!
初めてパソコンができた時くらいの衝撃。
初めて携帯電話ができた時くらいの衝撃です!!!
さっそくメーカーや取り扱い店舗に電話したり、値段を調べたり、実演ワークショップはないか問い合わせをしてみました。
残念ながら今は百貨店すらクローズしている緊急事態なので、手元に取り寄せるのは少し先。
とりあえず作りたいものをラフ描して、最初の試作にとりかかるところから始めました。