さて、父の次は80歳になる本家のおじさんです。
このおじさんは私とは遠い親戚にあたりますが、昔からとても気が合うおじさんでした。
若い頃から運動神経が抜群で、ゴルフの成績はプロ選手並み。
しかも一度も習ったこともないのに墨絵でさらさらと素晴らしい絵を描いてしまう天才的な才能のある人で、その絵は角川の戦国時代の本の表紙を飾ったり、地元等々力のお祭りのちょうちんや絵葉書、またお寺の中にも収納されています。
例えばお相撲さんが相撲をとっているのを見ると、目の中にシャッターがおりるような感じでその一瞬の場面が残るのだそうです。
それで瞬間の動きや筋肉の様子が、たった一度見ただけで描けるのか・・と思ったことがあります。
このおじさんは私がまだ大学生だった頃、突然父の前で私のヌードを描かせてほしい・・と頼んだことがありました。
おじさんの申し出に父はビックリし、父は「う~~ん、さすがにその頼みはなぁ・・」と笑って断ってしまいました。
私もびっくりして目が点になってしまいましたが、たしかにあの頃の私は一日4・5時間ダンスのレッスンをしていたので綺麗に筋肉がついていて、とても細かったのです。
今から思えば、その時に絵を描いてもらえば、高く売れたかもしれないなぁ。。(笑)
そんなおじさんですが、私がartの仕事をするようになってからはますます色々な話が合うようになり、いつも「絵でも音楽でも何でもいい。とにかく本物を見ろ、本物に触れろ」と教えてくれました。
そのおじさんには結婚してからも、色々な相談にのってもらいました。
そのおじさんをどうやって説得すればいいんだろう??
私は電話をかけると決めてからもなかなか勇気を出せず、二週間ほどたった日、ようやく電話をかけることができました。
午前中にかけたのですが出なかったので、午後3時過ぎに出先のカフェから電話しました。
「こんにちは、おじさん、元気?」
「おう、俺だよ。元気にしてるよ。どうした?」
小林克也さんのような、低くてビターチョコレートのような声ですが、元気そうな穏やかな声でした。
「元気なら良かった。 最近はどうしてるんですか?」
「俺はもう、あんまり家からは出ねえよ。どこ行ってもコロナでしょう?俺の年だと、もう一発でアウトだからさ。最近は家でテレビ見てるよ。あとは映画。外国の洋画ばっかり見てるんだ。」
「そうなんだ・・絵は描いてますか?」
「描いてねえな。(笑)そっちはどう?」
「えーーーっ!駄目ですよ。描かなくちゃ~~!!描いてくださいよ!!」
「えっ??(笑)うん・・。うん(笑・笑)」
「お願いですよ~~!!描いてくださいね・・(笑) ・・あのね、今日はね、実はコロナのワクチンのことで電話したの」
「ああ、ワクチンなら予約とれたよ。七月にするよ」
「そうなんだ。。それでね、私はコロナのワクチンの副作用が心配なんです」
「ああ・・(笑)そうなんだ」
「うん、そうなんです。それでお父さんにもその話をして、その関連の本を読んでもらったり、ドイツのテレビ番組でね、打った人のその後の状態を州ごとに追った番組があるから見てもらったの。」
「うん」
「そうしたらお父さんは、少し考えると言って、とりあえず打つのをやめてくれたんです」
「そうか(笑)俺のところにもよ、本じゃねえけど色んなデーターみたいなのを送ってくれた人がいるよ。副作用が危険だって」
「そうなんですか!それでね、私はその本や動画をおじさんにも見せたいの」
「お・・そうなんだ。。(笑)うん、ありがとう」
「そうなの。あのね、最後に決めるのはおじさんだからね。それは自分で決めるのは勿論なんですよ。
でも私は一度、そういう本や動画を見てもらってから決めてほしいの。
もうすぐそのワクチンについてお医者さんの書いた本が出版されるんです。
そういうのも色々な妨害があったようでなかなか発売できず、今月の10日の発売の予定なんです。
それを予約してあるから、私の家に届いたらそれをおじさんにも持っていくから・・お願いなの、一度読んでほしいんです」
「ああ、そうなの・・?ありがとう」
「うん、そうなの。だからおじさんの家に持って行きますから。その時そのドイツのテレビ放送も見てほしいの。お願いします・・」
「うん・・。うんわかったよ。ありがとう」
「本が発売されて、手元に来たらまた電話しますね・・。そしたら持って行ってもいい?」
「うん、いいよ。ありがとう。」
「ありがとうございます。また電話しますね!」
「ああ、待ってるよ」
おじさんは本を読んでも、動画を見ても打つかもしれない。
でも私がおじさんに、長生きしてほしいと切望していることは伝わった気がしました。
私はおじさんの分も大急ぎでアマゾンで予約し、父の分は実家に直送の、またしてもアマゾンギフトで送るようにしました。
内海聡 著 「医師が教える新型コロナワクチンの正体」(本当は怖くない新型コロナウイルスと本当に怖い新型コロナワクチン)