先日読んだ本がきっかけとなり、私の中でAIに対する鍵(ロックされていたもの)が外れた気がします。
中島みゆきの「宙船」という歌の中に
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
お前が消えて喜ぶものにお前のオールをまかせるな
という歌詞がありますが、私の中でのAIは、以前はどちらかというとこちらの感覚でした。
今の私はAIにはオールを渡せないけれど、最高の片腕として使いこなせたら人生は激変するだろうな・・と感じています。
そしてこれは、やるかやられるかなのであり、私は使いこなすほうに回らなければならないと切に感じています。
生成AIが出てきたのは2022年の7月からです。
ちなみに生成AIとはどんなものかというと、プロンプト(指示する言葉を入れてAIに作ってもらうもの。このプロンプトのことを呪文とも言います)を入れることで、文章や画像をAIに作ってもらうというものです。
2022年11月にchatGPTが発表されました。
そこからわずか8か月で、もう世の中は激変しています。
私は過去にさかのぼって考えてみました。
昔、インターネットが出てきた直後、まさかここまで世の中が変わるとは想像できませんでしたが、これからはそれ以上の変化になっていくと思います。
Googleは検索する入口を作りそこを占領してしまったので、この地球上は今のところグーグルの一人勝ちになっていますが
ここから先はこのchatGPTをはじめとする生成AIのどれが、どの企業が勝つかということで、この競い合いは終わることがないように思います。
誰もが次期グーグルを狙うはずです。
ということは、AIはますます、天井知らずで進化し続けてゆく・・ということになるでしょう。
今、もう私達にとってPCを使わない仕事、会社が存在しないように、チャットGPTやスティーブルディフュージョンのようなAIを使わないで生きていくことはできなくなるでしょう。
3週間から一か月に一度くらいの頻度でこれら生成AIも新しいバージョンに進化していますし、どんどんそれに匹敵する新しい種類のAIも出てきています。
苦手だと思っていたジャンルですが、少し知っていくととても面白く、このまま楽しいと感じるところまで行ければ・・と思うようになりました。