いつから灯りを作り始めたの?
そんな質問をお友達から受けて、「そういえばいつだったろう・・??」と考えてみました。

そして思い出しました。
2007年に出版されたくりくりの「夜の動物園」にテーブルライトを作って欲しいといわれたことが一番最初でした。

「え??テーブルライト?」
「テーブルの上におけるもので、紙で作ってあって・・ぼんやりと光るものがほしいんです。サーカスのテントのかたちでお願いします。ボールで遊んでいるクマの人形もおまけで作ってください」

そういう説明だったと思います。

えっ、ライトなんてどうやってつくればいいのですか??と目を白黒させながら、なんとか作ってみたのが、ヘンテコなサーカステント・・。
ところが編集長は、試作で持って行ったその不格好なサーカステントが良かったらしく、もっときれいに作り直しますと言いましたが、このほうが味があっていいから・・とその試作のテントの灯りとクマの人形をそのまま撮影して本にしてしまいました。

今、10年ぶりに本を引っ張り出してきて見てみると、笑ってしまうほど不格好ですが、なんとなくこれはこれでいいのかなぁ。。と思ってしまいました。

その後私は自分の生まれが火の精で、灯だったことを知り、運命を感じて灯りも制作することに決めました。

 


それにしても、もう13年も前なんて信じられない・・。。

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