私達が一人一台持っているデバイス、スマートフォン。
この中に組み込まれている人工知能は実に色々と気をきかせてくれます。
ひとつ本を買ったら、「この本を買った人はこんな本も読んでいます♪」としれっと宣伝してくれますし、一つ服を買えばその服に似合う靴やらバッグを(しかも結構素敵)コマーシャルしてくれます。
ブログなどもそうです。
ひとつ気に入って登録したら、新しくこのサイトもいかが?と似た感じのものをちらっと見せてきます。
でもそんなふうなお勧めに従って、もし知らず知らず自分の嗜好や思考がコントロールされてしまったら・・と考えると怖い気がしませんか?
情報の紹介については、特に慎重にならなければならないと感じています。
もしフランクに受け入れていくのなら、全ての情報をMaxで話半分でしか信じない、またはすべてを嘘だと思ってからいくらかの真実を探すくらいの感覚で良いかと感じています。
しかしそれだけ注意していたとしても、情報の海に漂いすぎていると感覚が鈍くなります。
私はそれを最近強く感じています。
海で泳ぐとき長時間海水にいると体がふやけるし、体温も低くなり、限度を超えると事故につながります。
最悪死をむかえることもあるのです。
ところで私は本屋に行くことは、引き寄せの練習には最高の場所だと思っています。
本の海の中から素敵な本を手に取り、お金を出して買うというのは、まるで人とのめぐり逢いと同じくらい奇跡の気がするからです。
それは、本当は仕事の参考になる経済本を探しにいったのだけど、ついでになんか気になってメイクの本を買ってきちゃった~♪というようなことがおこるからです。
そういう時に限って長く参考になる、出会うべくして出会った素敵な本に巡り合います。
デバイスでは同じターゲットしか出てこないし、一度興味を持ったものしか出てきません。
そうすると過去に興味を持った世界観だけをひたすら深堀りしてゆくだけで、ジャンルの広がりや新しい視野の広がりには繋がらないのです。
新しい進化を素早いスピードで続けていくためには、新鮮で新しい物をバランスよく入れていくことが何より大切と思います。
今日、私は今調べていることと全く違うジャンルの本を購入しました。
また次回、それについては書こうと思います。(*^-^*)