私達の脳はハッキングされている。
それはどういうことかというと、私達の脳が快や不快の感情を抱いたり不安や不満の感情を抱くのを観察され把握され、それをわかったうえでコントロールされ、誘導されていることをいいます。
例えばフェイスブックでは私達には一切知らされず、ある人のニュースフィールドには明るい内容の記事ばかり流し、ある人のニュースフィールドには暗く重たい内容ばかり流し、読み手の気分や行動がどうなるかを年月をかけて調査したりしています。
またいいね!の数も一つ一つ増えていくよりも、ある程度まとまってからついたほうが脳が喜ぶことを知っていてそのように操作されています。
またツイッターの鳥のマークも、押すとしばらくたってから鳥のマークが大きくなってツイッターのページが開きますが、その少しの待ちの時間が脳をわくわくさせることがわかっていて、わざとその時間待たされるようになっています。
つまり、企業は私達の脳を支配して利益をあげようとしているということ。
より利益を上げるために依存性の高いものにしているということなのです。
昔、ピクニックという映画の中にコカ・コーラとポップコーンの映像をコンマ1秒以下という、人の意識では認識できない速さで刷り込ませ、映画が見終わると何故かコカ・コーラが飲みたくてたまらなくなる・・というサブリミナル広告が話題になりましたが、現代はそんなレベルでは到底なくなってしまったということです。
SNS(Facebook・Twitter・Instagram)をよく使う人は鬱になる確率が高く、人生に対して幸せを感じられなくなっていく傾向が強いそうです。
スエーデンでは9人に一人が抗うつ剤を飲んでいるというのも最近知った事実ですが、スマホによって鬱症状・不安障害・睡眠障害・IQの低下がおこされます。
そしてここが最も重要なことなのですが、これは知らなくてこうなってしまったわけではなく、わかっていたこと・・。
つまり「人工的に引き起こされたもの」であり「計画されてやっていること」なのです。
人が苦しみ、心を病んでしまうことを十分研究され、わかっていて、企業の利益のためにそれを実行する。
わざと依存性を高くさせ、そこから抜けられないように作っている。
なんと醜い考え方なのでしょうか。
そして人間の理性や自制する前頭葉は25歳から30歳になってやっと完成されると言われており、成長途中の子供の脳では、「1時間しかゲームをしちゃだめ」ということはもともと非常に難しく、ある意味で不可能なことを要求しているのです。
現在の子供たちは今のままでいくと、20歳から80歳までに生きる人生の5年分の時間をSNSに、そのうち3年をFacebookに使うというデーターが出ているそうです。
私もスマホがなくなったらどんなに困るだろう・・と思うことが多いです。
電話は勿論、メール、ネットショッピング、電車の乗り換え案内、グーグルマップ、調べもの、カメラ・・
SNSを入れなくてもこれだけの用事を、小さな薄い板が全部こなしてくれます。
私には、スマホがない生活はできないと思っています。
でも私は自分の脳をハッキングされたくはありません。
それでどうしたら良いのか、いろいろ考えてみました。
一つは紙媒体の本を読む時間を今までの何倍も増やすこと。
本を読みながらスマホはできないので、その時間ハッキングから逃れられます。
また私の場合はものづくりが仕事なので、その制作時間はハッキングされません。
ゆっくりと制作しようと思います。
さらに電磁波の脳への影響を考えて、目覚まし代わりに使わないこと。(脳のそばに置いて眠ってしまうことを避けるため)
ツイッター、Facebook、インスタグラムのSNSは基本的には私は賛同できないので、仕事以外には使用しない。
ということを対策として考えました。
またしばらくしたら、その後の私の結果についても書いていきたいなと思っています。