お友達が誕生日に贈ってくれたプレゼント。
色々な物のなかに、毎年忘れずに美味しいお店の焼き菓子も入れてくれます。

美味しくて頬っぺたが落ちそう・・っていう表現は、本当だなぁと思います。

新百合ヶ丘のリリエンベルグ。
昨年買いに行ったときは予約しか受け付けていなくて買えなくて、今年は誕生日の前に予約しておいて、買ってくれたそうです。。。(泪)

どれもこれも、美味しそうな色で、かわいいかたちのお菓子たち。

眺めているだけでも幸せだけど、美味しい紅茶をいれて優しくて温かなお菓子を食べていると、とびきりニコニコした友達の顔が浮かんできます。

私が美味しさにノックアウトされてしまうのがわかってて、今頃食べてるかな・・?と思っているんでしょう。

私一人でこんなに美味しいものを食べちゃっていいのかな・・

やさしくて、あたたかで、やわらかくて、しあわせな味。

私はだんだん涙が出てきちゃうんだけれど、幸せっていうのはバターや卵の香りと一緒になると、やっぱり微笑んでしまう。

ふと見ると、店主のメッセージカードが入っていました。

「ひとつひとつ、心を込めてお作りいたしました。

皆様の大切な日々に、お役にたてるこの仕事を、私は誇りに思います。」

それを読んだら、また涙がとまらなくなってしまいました・・

作り手として、これ以上の幸せがないことがわかるからです。

私がこのお菓子屋さんだったら、お客様が大切な友達の誕生日のために、予約までして自分の作ったお菓子を送ろうと思ってくれるなんて、それ以上に幸せなことってあるでしょうか・・。

そして自分の作り上げた配合のなかで、友達の優しい気持ちを味わって食べてくれるなんて、これ以上幸せなことってあるのでしょうか。

私も仕事をするからには、作る仕事であってもそれ以外の仕事であっても、この仕事ができることを誇りに思って仕事がしたいな・・

しみじみとそんなことを思いました。

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