
たまには全然違うことも書いてみたいなぁ~・・と思いまして・・(^^ゞ
今日は先週行った、一日アルバイトのことを書きたいと思います。
私は先週の日曜日、足のマッサージ機のイベント販売のお手伝いで、某電気屋さんのコーナーで一日勤務をしました。
実は私、そんな新商品のアルバイトをするのは初めてだったのですが、たまたま見つけ「1・2回なら面白そう♪」と思って参加してみることにしたんです。
(実はその足のRというマッサージ機が最近話題の商品だったので、ちょっぴり試してみたかったのもあります)
ところがこのコロナの影響でメーカーも積極的な販売は自粛しようという動きがあり、販売も「積極的に声をかけたりせず、興味のある方が来たらやらせてあげてほしい」という、なんとも難しいことを言われました。
せっかくアルバイトとして行っても「いらっしゃいませ、良かったら体験されませんか~?」と言ってはいけないし、かと言ってぽ~~っと立っていても謎の人になってしまいます。
困ったなぁと思っていたら、でもその心配は杞憂に終わりました。
私はそのメーカーのロゴが入っているジャケットを着ていたのですが、それを着ているとお客様には「電気屋さん」に見えるのです。(私もそうだったので当然ですね・・(;'∀'))
あちこちで目当てのものを探しているお客さんは、私を遠くから見つけ走ってきて「これはどこに売ってる?」と聞いてくるのです。
「ノートパソコンを探しているんですけど・・ちょっと一緒に見てもらえません?」
「すみません、ドライヤーなんですけど・・8千円値段が違うんですけど、どこがどう違うんでしょう。」
「テレビのアンテナはどこ?」
「僕の携帯カバーにぴったりなのを見てほしいんです」
(一緒に探してあげたけれど、好みがはっきりしなくて延々と時間がかかるお客様でした・・。あまりに時間がかかるので、ごゆっくり検討してください・・と逃げることに・・(;^_^A
「バリカンの替え刃を買いにきたんだけど・・(毛だらけのバリカンをバッグから取り出す)これ、ちょっと持っててくださる??電話が入っちゃったわ」とバリカンを持たされ「丸坊主にできるのがいいんだけど」と言われました。
ちょっと怖かったので、高校球児のお孫さん?息子さん?がいるのだろうと思うことにしました。。)
「手を出すとプシューって泡の石鹸がでてくるやつ、ない?」(あるのかな・・?)
「私のお尻でも入る腰のマッサージチェアって売ってる?」(日本人の方でした)
「髭剃りなんだけど、どっちが深剃りできると思います?(とひげを撫でる)」(えっ!そんな難しいこと・・)
「すみません、炊飯器なんだけど、どっちが美味しく炊けるの?」(私も知りたいかも・・)
とまあ、とにかくありとあらゆることを聞かれてしまうのです。
私はこのお店の販売員ではないので・・と言ってしまえばそれまでなのですが、どうせ私の担当商品の販売もできないのですから、海の様に広い電気屋さんを走り回って商品を見つけたり、担当販売員さんを見つけてお客様のところに連れてくることに明け暮れていました。
1・2時間働いているとだんだんわかってきたのですが、とにかく家電にはありとあらゆるものがあり、驚きました。
そして変な物も売っているんだなぁ!と驚いて固まってしまったものもあります。
「鼻毛切り機」
へぇ~~~!!と目が点になりました。
そして女性の美顔器なんて、本当に色々なものが出ていてビックリ。
電子の力を使って綺麗になる時代なのね~。。とあらためて思いました。
手のひらをもむ、手もみ器具までありましたが・・足の疲れに比べて需要はそんなになさそうでした。
5分もすれば次のお客様に何か聞かれてしまうのですが、私のコーナーの隣に健康椅子やマッサージ機があり、そこに一人年配のスタッフの方が立っていて、色々と助けてくれました。
色々とお世話になっているうちに、その方が79歳で、土日だけここでアルバイトをされていると知りびっくりしました。
なにしろ7時間立ちっぱなしですから若くても大変なのにすごいなぁ・・と思ったのですが、話をしていて思ったのは、ひょっとしたらこの方は役員などをされていた方なんじゃないのかな・・と感じました。
「ご年齢を聞いてホントにびっくりしました」と言うとにっこりして、それからいろんなことを話してくれました。
「若さの秘訣はね、3カン」
「3カン?」
「そう。関心。なんでも関心を持ってね。次は感動。色々と知っていくと感動するでしょ。最後は感謝。
関心・感動・感謝ね!」
「なるほど~~~~」
「最初はね、徹底的に相手にやってあげるんだよ。損得考えずにその人のためにやってあげるの。損してもいいからね。
そうしたらいつか、相手からお返ししてくれるようになるんだけど、それがものすごい量でかえってくるよ。
だから最初は自分から、徹底的に何かをやってあげるといいんだよ」
「何かをやってあげるんですか・・」
「そう。僕は結構ながいこと中国人とも仕事したけれど、基本あの国の人達は家族以外の他人に対して、だましても良いという考え方があるんだ。でも、それでもいい。だまされてもいいから、僕は君たちに誠実に尽くすし、君たちを大切にする、ということを続けたんだよ」
「中国人にそういう人が多いといっても、すべての人がそうではないのでしょう?」
「うん。でも国民性として、そういうところが日本人とは全く違うの」
「そうなんですか・・。それを続けていたらどうなっていきましたか?」
「最後には家族みたいに大事にしてくれるようになったよ。マスクがなくなった時も電話かけてきて、マスクはあるか?ってものすごく心配して、僕は持っていたんだけど沢山送ってきてくれたよ」
「そうだったんですね」
「そう。だからどんな人が相手でも最初は損してもいいから、とにかくせっせと相手のためになることをしてあげるんだよ。そのほうが結局は自分がしてあげたことよりはるかに沢山、相手がしてくれるようになって得だよ」
「う~~~~ん。。すごい!わかりました。そうします」
それから体を健康に保つために普段している運動などを教えてくれて、私が3日坊主になってしまう性格というのも何故か見抜いていたようで、「沢山やると嫌になっちゃうから、毎日3分ですごく軽くやるんだよ。3週間位続いたら5分にしてもいいから。」とスクワットのやり方や腕のストレッチの方法なども何故か教えてくれました。
この不思議なおじいさんは少し超能力があるようで
「色んなアイデアが湧くんだから、特許をとりなさいよ」と言いました。
「電気屋さんなんか見ててもわかるでしょう・・?
主婦のアイデアで商品になったのも多いし、実際そのアイデアで沢山稼いでいる人もいるよ。思いついたら、どんどん特許を取っておきなさいね」
「そうですか・・。実は私は昔から、アイデアだけは湧くタイプだったんです。
昔「私の欲しい7つ道具」を募集しますというのがあって、私の欲しいお料理の7つ道具を漫画入りでハガキに書いて送ったら、最優秀賞をもらって表彰状と10万円もらったことがあります~」と言ったら、全然びっくりした顔もせず、うん、とうなずきました。
年齢を重ねれば人を見ると大体わかるのかもしれませんが、アイデア関係の話などは全くしていないし、本当にものすごく不思議な人でした。
私はもうその電気屋さんには行くこともないですしこのマッサージ機の仕事も終わってしまったのですが、3カンを大切にすることも、思いついたらとっとと特許申請をすることも、毎日3分続けると良い軽い運動も、そしてまずは相手のために行動するということも、本当に良いことを教えていただいたなぁ~と思います。
このアルバイトをしたのは、これを教えてもらうためだったのかも・・と感じた一日でした。