私は最初に言葉ありき・・ではありませんが、最初にイメージが湧いて、そこから作るものづくり作家です。
ふっと思いついたものがあって、あ!これを何で作ろうかな・・何ならこれを作れるかなぁ・・と素材を考えて、いろいろ手の中で作っていって形にします。
今までは作品のことだけを考えていたのですが、最近は時代と共に環境や組織、仕事内容までどんどん変化しているので、人々のニーズも変わり、自分自身の起点も考えなければ・・と感じるようになりました。
結論からいうと、私のやりたいことの拠点はまだこの世の中にはできていないので、どこかに所属して参加させてもらうというより、自分で拠点を作って、そこを中心に皆に作っていってもらったほうが早いなと思うようになりました。
というのはこれは私の経験上ですが、10年間はあっという間です。
物づくりは楽しすぎるので、日々の暮らしとものづくりをしていたら、あっという間に人生の老後がやってきます。
別に年をとっても何も変わらないし、一向にかまわないわ~・・とも思いますが、もしかしたらどこか痛いとかあるかもしれない。(笑)
好きなことをやっていれば、どんなに忙しくてもそれがストレス解消になりますから、疲れるということはないのです。
肉体的にはちょっと疲れるということはあっても、何故か疲れは取れている・・という摩訶不思議な現象がおこります。
好きなことをやるだけでなく、少しづつ基地を作っていこう!そう決心しました。
それで、何をやりたいかというと、皆が楽しく生きられる発信基地を作りたいと思います。
参加資格やスタッフは「楽しいことが好き」な人で「人と楽しく過ごしたい」人
良い悪いで何かをジャッジするのではなく「それはあんまり楽しくないから・・」といった基準で、皆で決めていければ・・と思っています。
そしてみんなが自分のできることで好きなことを、できる範囲で楽しく提供していけば良いと思います。
私がいま一番やりたいことは子供たちに先生になってもらうことや、子供たちにおじいちゃんやおばあちゃんのプロデューサーになってもらうことです。
先日、YouTubeで高島屋で長くお勤めをされたおばあちゃまが、包装紙を使って色々な形のものを包むのを見ました。
薔薇のマークの包装紙(高島屋さんのですね!)で茶筒のような丸いものや、複雑な形のものも、本当にあっという間にきれいにラッピングされてしまいます。
私はなんて素敵なんだろう・・!とその動画を見て思いました。
こんなことはご本人も忘れているかもしれない、特技と思ってもいなかったことかもしれませんが、ご家族がそれを知っていて、なにかの思い付きでそれじゃおばあちゃんに物を包んでもらおう~♪と撮り始めたのかもしれません。
私はこれを撮ってみようと思ったのは若い人やお孫さんだったのではないかな・・と思いました。
きっと行動力があって、YouTubeが好きな可愛いお孫さんがいるんだな~♪いいな・・
そしてはっと思いつきました。
近所の小さな子供たちと、近所のおじいちゃんやおばあちゃんは、こうやってすぐに仲良くなれる!と感じたのです。
子供たちは多くのエネルギーをおじいちゃんやおばあちゃんに与えてくれるでしょうし、自分のプロデュース力や撮影や編集、音入れなどの技術力が身につき、さらに年代の上の方から多くの宝物を授かることでしょう。
でも私は今、近所のお年寄りと交流を持つような暮らしをしていないし、どうやってそんな子供たちを集める??
きっと小学校5年生くらいかなぁ・・なんて、昔勤めていた塾の子供たちの顔を思い浮かべました。
いや‥あの子なら小4でも充分にできるな~・・とか、小6の女の子の顔を浮かべて、あの子なら厳しくていいアドバイスをしてくれるだろうな~・・なんて想像しました。
それから簡単スマホ教室とか、AIのprompt教室も子供先生にお願いするのも一案です。
(90近い私の父は最近やっとラインに絵文字を入れられるようになりました)
promptはこれから必須だし、私が勉強して教えるよりも子供たちのほうが、最先端の技術を身に着けるのは圧倒的に早そうです。
そんなふうに考えていくと、やってみたいことはどんどん広がっていきます。
私は科目としてはものづくり担当になりますが、誰が先生で誰が生徒と固定した関係ではなく、全員が先生で全員が生徒になれるような発信基地を作れたら楽しいだろうなぁ・・と思っています。(*^-^*)